東京ミネルヴァ法律事務所の破産における闇【弁護士の考察】

最新時事問題の法的考察
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こんにちは。新宿・青梅・三郷の法律事務所、弁護士法人アズバーズ、代表弁護士の櫻井俊宏です。

先日、東京ミネルヴァ法律事務所の破産について、

・前身となる事務所の沿革が学者等も関わっていると思われること、
・実質的経営者の存在、
・預り金等はどこにいったのか、

等について下記の記事でお話しました。

その後、代表だった川島弁護士は、2020年7月7日、第一東京弁護士会により、弁護士としての身分の懲戒処分手続が開始していました。
しかし、東京ミネルヴァ法律事務所の破産手続と共に、代表の川島弁護士もその巨額の債務を負っていたので、同じく破産手続となりました。
これにより、川島弁護士は、弁護士登録抹消となったようです。破産する弁護士は資格をいったん失い、弁護士法7条により登録抹消となるのです。
破産管財人からのお知らせのページ

当時、「週刊新潮」により、「実質的経営者が芸能人等とも関わって営業をしていた」「真の経営者である川島弁護士は洗脳されていて,決算書も見せてもらえなかった」等の、衝撃的な内容の記事が掲載されたようです。

この問題、思ったより闇が深そうであり、もう少し掘り下げてお話したいと思います。

1 実質的経営者はどのような人物か 元武富士!?

新潮の記事によると、実質的経営者はあの「武富士」出身ということです。

「武富士」といえば、高利息、取り立て方法等、ブラックに近い街金としてバブルの頃隆盛を誇り、その後弁護士からの過払金返還請求全盛期に、その回収に耐えきれずつぶれてしまった会社です。
過払金請求に耐えきれなかった武富士から来た人物が、逆の立場で過払金請求でバブルを迎えていたとすれば、皮肉なものです。
まあ、過払金請求をされる側だからこそ知るノウハウがいろいろあったのではないかと思います。

先に述べたように、その者は、芸能人「DA PUMP」と知り合いであり、その関係を使って彼らが出演するプロモーションビデオがミネルヴァ法律事務所とその実質的経営者と見られる者の会社の会合で流されたりしたそうです。

まあ、闇の住人が芸能人の名前を使う等は常套手段であり、関わった芸能人はミネルヴァの実態等知るはずはないのだから彼らには責任はないと思われます。

ただ、この常套手段が行われているところに、闇の深さを感じます。

2 鎌倉九郎氏への謎のコメント

闇と言えば、で紹介したいです。

鎌倉九郎氏という方、弁護士自治についていろいろ新情報を掲載しているホームページがあります。
内容も詳細であり、批評もなかなか的確で私も良く拝見しているのですが、そのページに次のようなコメントが寄せられたそうです。

「こんにちは鎌倉さん、私は整理屋です。

あなたに聞きたいことがある。
あなたはこの度の東京ミネルヴァの件どうしたいのか?
ただ暇つぶしに書いているのなら今すぐ謝罪して削除したほうがいい。
児島君の背後には大物ヤメ検弁護士、大物政治家、有力○○○○長がいる。

どういうつもりで書いているのか教えてほしい。………」                                            「鎌倉九郎」より引用

この後、先程の武富士時代の話等も言及されています。
気になる方は鎌倉九郎氏のページへ

脅迫の色を帯びているようでもあり、やはりこの問題の闇を伺わせます。

3 ミネルヴァ出身の弁護士が新しい事務所に移行

東京ミネルヴァ法律事務所に所属していた若手弁護士が「城山トラストタワー」という巨大なビルの27階で自らの名前を冠した事務所をやっていたようです。

賃料が凄そうですね。
これだけでも東京ミネルヴァの影響が何かあるのではと勘ぐってしまいます。

同事務所は現在は移転しているようですが…

4 まとめ

以上、ミネルヴァの件は掘れば掘るほど闇が出てきそうです。
長く深い弁護士業界の闇がルーツとなっているような気がします。

ミネルヴァ法律事務所が破産してしまったことで、被害者達はお金を取れないので、提携した広告会社に賠償請求訴訟をはじめたようですね。

この件とは別に、2020年6月30日には、依頼者が受け取るはずの4200万円の預り金を横領したとのことで70代の弁護士が逮捕され、更に42歳男性弁護士が預り金1800万円を横領したという情報が今日入ってきました。

いずれも大阪弁護士会というのが…

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いったいどうなっているのでしょう!?各弁護士会の厳然たる対応をのぞみます。

(2022.1.20内容更新)

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ベリーベスト法律事務所の懲戒処分について

 

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櫻井 俊宏

櫻井 俊宏

「弁護士法人アズバーズ」新宿事務所・青梅事務所の代表弁護士。 中央大学の法務実務カウンセルに就任し7年目を迎える。

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