こんにちは。新宿・青梅・三郷の弁護士法人アズバーズ,青梅支部長の菊川一将です。
今日は休日,青梅市はちょっと遠いけど,河辺のあたりまで行って,駅前の梅の湯にでも入ってこよう・・・そうだ,せっかくだから酒も飲もう!車で来たけど,酒に強いから飲んでも平気!・・・
全然平気ではありません,アズバーズの弁護士の菊川です。
最近「澤乃井」という日本酒をよく見かけるのですが,青梅市で作られているお酒だったんですね。すっきりした後味で美味しいお酒です。地元石川県の刺身が食べたくなりますね・・・。
飲酒運転
さて,飲酒運転も昔よりだいぶ減ったような気がします。20年前くらいは飲酒運転なんて全く気にしない方が多かったような気がしていますが(少なくとも地元では),最近は行政の啓発や刑事罰の厳罰化により,検挙されていないものも含めればその数はかなり減ったのではないかと思います。
ただ,「酒を飲んでも酔っていなければ平気」「運転ができれば平気」「自分はいくら飲んで酔わないから平気」と思っている方は,一定数いるのではないかと思います。これはいずれも大きな間違いです。
飲酒運転とは,法律上,「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」に分けられます。
酒酔い運転とは,アルコールの影響により,正常な運転ができない状態で運転することを指します。
酒気帯び運転とは,実際の状態に関係なく,血液中のアルコール濃度が一定値を超えた状態で運転することを指します。
このため,いくら酒に強く,いくら飲んでも全く酔わないとしても,酒気帯び運転に該当する可能性があるわけです。
酒気帯び運転で検挙された場合,その違反点数は最低13点です。これ自体で免停を有に超える点数ですが,これに速度超過などの違反が加われば一発で免許取り消しです。
免許に関する行政罰の他に,「3年以下の懲役または50万円の罰金」という刑事罰も受けることになります。
また,飲酒運転を行った本人だけでなく,飲酒運転をすることがわかっていて酒類を提供した店や,飲酒運転が行われることをわかった上で同乗したものも,刑事罰が課されます。
温泉入浴後の酒は,これ以上なく人生を感じるものです。生きててよかったと・・・控えめにいえば最高ですが,飲酒運転は本当に危険なのでやめましょう。最高の酒,飲んだら乗るな!すぐに寝ろ!です。