【離婚・不貞問題】 LINEの誤爆防止は不倫の証拠収集に影響!?

離婚・男女問題は600件以上解決している弁護士法人アズバーズ代表弁護士の櫻井俊宏です。

もはや皆が基本コミュニケーションツールで使っている「LINE」。
これのやりとりを不貞の証拠として持ってきていただく場合も非常に多いです。
LINEの出現によって,発覚する不貞が増えたといっても過言ではないです。

これまでのやりとりを文章として編集できるのも証拠として利用しやすいですね。
スレッドの右上の矢印を開き,「トーク編集」を選べばできます。

これまで,LINEはスレッドごと削除されると,復元が難しい(知り合いの業者はできると言っておりますが,まだ試したことはありません。LINE社が復元することを厳しく取り締まっていると聞いています。)ので,証拠が消えてしまうことが往々にしてありました。

さて,ここからが本題です。
このたび,ニュースで見たのですが,相手方に送ってしまったLINEを「誤爆」修正のために,相手方の方の履歴からも消せるようになるとのことじゃないですか。
すなわち,不貞したことを認めるようなLINEを相手方配偶者に送ったとしても,それが消されてしまうと依頼者の方の方でも二度と見られなくなるということです。
今後はこれに対応する必要がありますね。

具体的には,相手方が不貞をしたことを認める内容等,こちらに有利なLINEの履歴があるときは,その画面ごと写真にとるか,スクリーンショットを残せばいいということになります。
こうすれば,消されても証拠は残りますね。

不貞事件においては,証拠が重要です。探偵を利用しなくても,このようなLINEのやりとりや不貞を認める発言を録音で残しておくだけでも十分に裁判等で戦えます。
男女問題でご不明なことがあれば,気軽に,新宿の離婚・男女問題事件を専門にしている弁護士法人アズバーズにお電話いただければと思います。

 

関連記事

特集記事

最近の記事

  1. しつこい営業電話は違法にならないの⁉ 遅い時間にかけてきたら? 関連する法律と正しい断り方

  2. 女子会やコンパニオンとの飲み会にホテルの部屋を利用!人数をごまかしたら違法⁉それ以外の宿泊が拒否されるケースも解説

  3. 医者・経営者等富裕層の離婚と財産分与【株式・退職金・有責配偶者等について弁護士が解説】

TOP