離婚調停の期間はどれぐらいかかるか【弁護士が解説】

離婚・男女問題事件
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こんにちは。新宿・青梅・三郷の法律事務所,弁護士法人アズバーズ,代表弁護士の櫻井俊宏です。

自分で離婚調停を行うにあたって,期間がどれぐらいかかるか気になる方も多いと思います。
離婚調停の期間について,以下解説します。

1 申立から調停まで

離婚調停を裁判所に申し立ててから,最初の調停まで,だいたい1か月半から2か月ぐらいかかります。
この日程については,裁判所から双方当事者に連絡し,都合を聞いてきまります。

第1回から双方来てもらって話し合いをはじめるために,裁判所によって一方的に日が決まるわけではないので安心してください。
ただ,行われるのは平日の10時~17時のみです。

また,裁判官,調停委員の都合により,曜日が限定される場合も少なくありません。

なお,緊急事態宣言に入る頃に申し立てた調停は,いったん指定された日程が取消しになり,最近,ようやく9月頃から始まる感じに指定がありました。

2 離婚調停の期間

1回2時間程度も期日を1か月半ごとぐらいに行います。
他の件もあること,次の期日までに双方提出書面等を準備した方が解決に向けて動くことから,近い日程で続けていかないような形式になっています。

だいたい,このペースで3回から長いときは10回程度行います。
10回行う場合は,1年は軽く超えてしまうわけです。

3 別居が短いところから離婚するために婚姻関係破綻状態を目指すためには

特に両者に不貞やDV等の明らかな責任がなく,離婚をするためには,別居期間を積み重ねて夫婦関係破綻状態になることが必要です(不貞等をした方は「有責配偶者」といって,自分から離婚を迫ることが極めて困難になるのでご注意ください。)

一般的には,裁判例上5年程度の別居が必要となっています。
このことから,特に両者に責任がない場合で,離婚をしたいと思っているが相手がそれを拒否する場合は,別居して5年間ぐらいが過ぎる必要があります。

離婚の場合,調停を裁判より先におこなわなくてはならないのであり(「調停前置主義」といいます。),調停で1年前後,訴訟は1~2年かかることになります。

そうだとすると,別居して2年~3年ぐらい過ぎた段階で調停をはじめれば,訴訟終了まで相手方が離婚を拒否していても,判決で離婚が認められる可能性が高くなります。

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櫻井 俊宏

櫻井 俊宏

「弁護士法人アズバーズ」新宿事務所・青梅事務所の代表弁護士。 中央大学の法務実務カウンセルに就任し7年目を迎える。

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