離婚・男女問題(3) ダブル不倫について

離婚・男女問題事件を専門にしている吉祥寺の弁護士法人アズバーズ,代表弁護士の櫻井俊宏です。

 

離婚事件において,最も離婚理由になりやすいのが,夫婦のいずれかが不貞(不倫)をした場合です。

この場合で,不倫を両者が行っている場合,通称「ダブル不倫」と言われています。

 

ダブル不倫において重要なのが,例えば,夫(B)に不倫をされても妻(A)が結婚生活を続けていくつもりかどうかです。

すなわち,妻Aが,結婚生活を続けていくのであれば,夫Bが不倫したことについて不倫相手である妻(C)に賠償請求していく際,それが相手の夫(D)にばれてしまうと,相手の夫Dから夫Bに対しても賠償を請求されてしまいます。このようになってしまうと,今後続けていくAB夫婦としては,不倫相手である妻Cから100万円回収したとしても,相手の夫Dが夫Bから100万円を回収されてしまっては,結局何の利益も得られないことになってしまいます。

それどころか,相手の妻Cと相手の夫Dが別居したり離婚したりした場合は,100万円よりも更に慰謝料が高くなり,かえって損になってしまいます。

そこで,このような場合は,相互の家庭で共に賠償をしないで終わらせる(通称「ゼロ和解」といいます。)ことも多いです。

 

しかし,妻Aが,相手の妻Cに責任を取らさなくてはどうしても納得がいかない場合は,相手の夫Dにばれないように事を進めればよいわけです。

すなわち,当事務所では,このようなケースの場合,いきなり書面を送りつけるなどというようなことはせず,まずは,相手の妻Cに電話で連絡します。この際,録音もします。

この電話でとりあえず事実を認めてもらえれば,相手の夫Dに発覚しないように,妻Cとだけ示談書を交わして賠償してもらえばよいわけです。

この場合,妻Cは夫Dにはばれたくないのであるから,あっさり認めることが多いです。

 

以上のように,このダブル不倫の事案を含め,不貞行為の損害賠償請求事件であってもさまざまなケースがあり,それに適した対応方法を当事務所では熟知しております。
離婚・男女問題においては,まずはご相談をお待ちしております。