【知的財産法】ごはんバーガーとライスバーガー[比較]

みんなの応援団,弁護士法人アズバーズ代表弁護士の櫻井俊宏です。

2月5日からM1社から,期間限定で,ごはんをバンズにして具材を挟んだ「ごはんバーガー」が販売されるようです。これは誰もが知るM2社の「ライスバーガー」とほぼ同じものであることは皆様当然ご想起されたと思います。

ラーメン弁護士である私は飲食業に興味が強いので,特に気になってしまいました。
これまでも,飲食業では,いきなりステーキが出てくる業態とか,290円均一業態とか,「パクったもん勝ち」みたいな風潮が強いような気がします。

そこで,「ごはんバーガー」なるものが何かM2社の権利を侵害しないか考えてみました。

M1社とM2社の仁義なき闘いを予想する参考記事です。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/mcdonalds-rice_jp_5e2fb05cc5b68f86c8cd18a1

①まず,名称だけとか,作り方とかには著作権は成立しません。

②では,商標権はどうでしょうか?
M2社は,「ライスバーガー」の単語を含む商標権はとっています。
特許庁のページで検索できるので,試しに「ライスバーガー」と検索してみてください。
特許庁プラットホーム

しかし,名称が「ライスバーガー」でなく「ごはんバーガー」で3文字も違う以上,商標権侵害は成立することは考えにくいということになりそうです。

③では,製法の問題だろうと思い,特許権,実用新案権で検索してみると,ありました!
ライスバーガーの特許

「ライスバーガー」です。実用新案権で申請があります。
しかし,1987年にとある会社が申請したものの,最終的には実用新案権が認められてはいないようです。
これ,権利が取得できていれば,凄い利益を上げる可能性があったのでは…
何か権利がとれない法的理由があったのでしょうか。

というような調査結果です。

今回の「ごはんバーガー」は法的には問題になりにくそうですね。
M1社もM2社も,業界活性化のため頑張って欲しいです!

弁護士櫻井俊宏は,中央大学で法実務カウンセルとして学内法務全般を担当しており,知的財産法の相談も数多く経験しています。お問い合わせはこちら
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