残業代請求と証拠~「退職前に」やるべきこと

青梅市(河辺駅)のラーメンが美味しい,弁護士の菊川です。

青梅市は河辺駅が最寄りになる「丸孫商店」,一日に2回いっちゃうほどの美味しさです。
煮干,魚介というより「貝」の旨味をふんだんに活かしたメニューが印象的でした。
青梅市や福生市にも良いラーメン屋がたくさんあり,嬉しさしかございません。

さて,本題の残業代請求に関する証拠についてです。

残業代を請求するにあたっては,民事裁判手続の原則上,証拠が必要です。
(たまに証拠が全くなくても・・・と言われたりしますが,かなり限定的な場合です)

この証拠としては,タイムカードや勤怠管理表が代表的ですが,勤務時間や業務内容を克明に記したメモや,PCのログ履歴,メール送受信履歴なども証拠になります。

では,残業代を請求するにあたって,この証拠は誰が,どのように入手するのでしょうか。
答えは,請求者が,自力で入手する,です。

弁護士が入ると,上記の証拠を開示してくる会社もいますが,そのような証拠はないと言いはったり,証拠を改ざんしたりする会社もないではありません。
このとき,会社には勤怠管理を怠った違法があると言えますが,それ故に労働者に残業代を支払えという判断にはなりませんので,注意が必要です(勤怠管理義務違反の違法と,残業代不払いの違法は,別の違法だからです)。

こうしたことがないように,会社に在籍中に,できるだけ証拠を集めておくことをおすすめしています。
特に簡単に消去ができてしまうPC等のログ履歴やメール送受信履歴は,退職前に確保しておかないと,後で集めることは困難になってしまいます。

そのため,当事務所では,残業代請求をお考えの方には,退職の前にご相談いただくことを強くおすすめしています。
ご依頼者が考えもしないような証拠及びその収集方法について提案できる可能性もあるので,可能な限り退職前にご相談下さい。