八王子FM「アズバーズの法律問題解決応援団」(3) 不倫の実務

弁護士法人アズバーズ,代表弁護士の櫻井俊宏です。
八王子の「FM星空ステーション 八王子FM」にて11月11日(日)18:00~18:25の「Topics cutting edge」内「アズバーズの法律問題解決応援団」コーナー第3回でお話した内容をお伝えします。

 

ここ何年か芸能人の不倫が多く取り上げられました。芸能人で不倫等が起こった場合,数千万円とか,大きな賠償金が噂されています。今日は不倫の実務が実際どのような感じなのか,お話ししたいと思います。

一般的には,不倫された被害者が離婚することになってしまった場合は賠償金額が150万円以上ぐらいになります。不倫があったものの,被害に遭った方が許して婚姻生活が続く場合だと100万円ぐらいになります。意外と少ないな,って思った方も多いかもしれません。

芸能人等の場合,大きな金額になるのは,示談がされたあと,それについて,第三者,例え報道に対してであっても話さないという条件を付ける代わりに大きな金額を認めて和解するということがあります。芸能人はイメージが命ですからね。だから何千万円という金額になる場合もありえるのです。この話さないという条件をつけたにも関わらず,話してしまった場合,約束違反の違約金が発生することもあります。
実際,不倫があったときに,被害者の人が加害者にまず要求するのは,300万円から500万円が多いです。最初から低い金額を提示すると,より低い金額になってしまうから,最初はある程度金額を載せて提示するわけです。少なくとも,弁護士はそのような交渉の仕方をします。不倫で300万円以上の請求をされても,弁護士をつければ,ほぼ全ての事案で100万円以上は賠償金を下げられるわけです。

 

今までこの番組で話してきたように,不倫も証拠が大事です。今までの事件でいろいろな証拠がありました。例えば,肉体関係があったことがわかるような文章が入っているメールやLINE。それを超えて,メールやLINEに性交渉の画像や時には動画が添付されて残っていることもあります。なぜか不倫している同士のメール等の内容はやたらと過激です。不倫というのは燃え上がるものなのでしょうかね。それともゲーム感覚だからなのでしょうか。

LINEの場合は,削除されてしまうと復元はかなり難しいので,見つけた場合は,その文章画像ごと写メで撮るのがよいでしょう。

 

被害者の方が,夫の様子がおかしいと思って,家に録音をしかけ,録音がとれた場合もあります。また,しかけるといえば,自分でGPSを買ってつけていた方もいらっしゃいました。

夫に「不倫をしてしまいました。」と謝罪文を書かせたとすれば,それも証拠としては大丈夫です。ただし,少なくとも名前は実際に書いてもらうと共に,日付を必ず入れましょう。

 

今日の応援団の一言は,「不倫LINEを見つけたらまずは写メを撮る,パートナーが不倫を自白したら謝罪文を書かせるか録音を録る。」です。

アズバーズでは,不倫事件の場合,他の事務所があまりやっていない初期費用0円サービスも行っているので,ぜひお電話いただければと思います。