交通事故で障害等級があるときの弁護士の選び方【弁護士が解説】

交通事故事件をこれまでに600件以上手がけている,新宿・青梅・三郷の弁護士法人アズバーズ,代表弁護士の櫻井俊宏です。

特に,後遺障害等級1級の事案(遷延性意識障害等),3級の事案(高次脳機能障害),7級の事案(複合性局所疼痛症候群(CRPS)。カウザルギー。),嗅覚・視覚喪失等の10級前後の障害等,高度の後遺障害が残っている案件を多く解決してきております。
後遺障害等級1級で成年後見人が必要な場合についての記事

後遺障害等級が出た場合の交渉,弁護士の選び方等,注意する点について解説します。

1 後遺障害等級とは

後遺障害等級とは,交通事故の被害者が,例えば,関節や靱帯が複雑に損傷したり,身体の部分が切断されたり,脳に障害が残ったり,五官の作用が妨げられたりといったひどい状態が残り,治療を続けてもこれ以上状態の回復があまり見込めない状態,いわゆる症状固定という状態になった際に,第三者に認定してもらうものです。
平たく言えば障害の残る程度を数値化したものです。

一番下の14級から,一番上は1級まであり,一番下のあたりの13,14級でさえ数百万円の賠償が得られます。
それよりも上の等級の場合は,数千万円の賠償請求が認められることがほとんどです。
すなわち,交通事故で後遺障害が残った際に,より多くの賠償を得られるかどうかは,人生を左右するとさえ言えます。
後遺障害についての連載記事はこちら

 

2 交通事故における交渉

この場合,みなさんは,加害者が損害保険に入っていれば,あるべき金額の条件で保険会社が処理してくれると思っていませんか。
しかし,保険会社も当然利益を追及する会社です。自分の会社の支出はなるべく低く抑えようと思うのは当然なのです。
そこで,保険会社は,独自の保険会社基準をつくり,「うちの会社ではこのような基準になっているので。」と自社にいいように話を進めてしまいます。

このように低額で保険会社と示談してしまうと,後でその事実を知ったときは後悔でいっぱいになるでしょう。

このような場合,弁護士を代理人として依頼し,弁護士が保険会社基準よりかなり高額の裁判基準を示して請求をすると,すぐに賠償金額をそれまでより多めに提示してきます。

それが裁判をすると本来得られる金額なので,相手に弁護士が就いていると,保険会社内で,高額の賠償をすることについて,決済が通りやすくなるからなのです。

 

3 弁護士の選び方

このような交通事故は,後遺障害を認定してもらう際の医師や保険会社へのアプローチの仕方等に経験が必要です。
また,保険会社との示談額の交渉も慣れが必要になります。
裁判も,例えば東京地方裁判所では民事27部という専門部が担当しており,専門性を要します。

すなわち,交通事故事件は,弁護士が扱う事件の中でも専門性が多く要求される事件であり,ほぼ全く手掛けたことがない弁護士もいます。
このことから,交通事故事件で弁護士を選ぶには,経歴や知見等をホームページ等でよく吟味する必要があります。

先述のように,私達の弁護士法人アズバーズでは,交通事故事件を主たる事件として,600件以上の事件を解決しています。
高度の後遺障害案件も対応してきております。
日本交通事故学会にも所属しております。

お声掛けいただければ,きっとお役に立てることができます。

(2020.8.1更新)

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【執筆者】
「弁護士法人アズバーズ」代表
「中央大学」法実務カウンセル(インハウスロイヤー)
弁護士 櫻井俊宏

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