養育費分担請求~概論

最近自家製カルボナーラにハマっております弁護士の菊川です。
乳製品とオリーブオイル,粉チーズと少々の野菜で簡単に作れて栄養も摂れる,ナイスな料理です。
弁護士も体が資本です。

さて,養育費とは,その名の通り,子どもの養育にかかる費用のことです。

養育費は,子どもを扶養する義務のある親が共同して支出するものです。
これは,両親が婚姻関係にある間はほとんど問題になりませんが,離婚したとなったら問題になってきます。

ほとんどの方は,養育費とは,子どもを監護している親が,非監護親に対して請求できる金銭債権のようなものだと思っているのではないでしょうか。
ざっくりいえばそれでもよいのですし,実際上もそのような運用がされていますが,正確を期すならば,「養育費の分担を請求する」ことができるに留まります。(だからどうということも別にないです。)

さて,この養育費,正確に計算しようとすると非常に複雑な過程を踏む必要があるのですが,先人の知恵の結晶として,この養育費を簡易に算定する「算定表」なるものが存在しています。

子どもの人数に応じて場合分けをし,その中で両親の年収を比較して,それに応じて養育費のおおよその額が定まるというものです。
ほとんどの場合,この算定表をほぼ機械的に適用するだけで結論が出るものですが,中には,特別な考慮を要する事案もあります。

不動産ローンや私立学校の費用,事情の変更,収入の蓋然性,養育費の前渡し,監護親の再婚等,単に算定表を知っているだけではどうにも難しい事案については,養育費の算定根拠について精通している弁護士にご相談されるべきです。

また,養育費は,離婚協議の中で,養育費請求権を放棄する等の取り決めがあっても,事後的に争うことが可能な場合があります。

養育費についてお悩みの方は,ぜひご相談ください。