交通事故(7)あおり運転罪の検討

交通事故事件を多数取り扱っている弁護士法人アズバーズ代表弁護士の櫻井俊宏です。

「あおり運転罪」検討へ…自民党が着手 臨時国会へ法案提出も視野

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190827-00423020-fnn-pol

 

最近の数々の悪質運転事件から,ついに国会も動き出しました。
危険運転致死傷罪だと危険運転の結果,被害者に死傷の結果が生じないと適用されないので,少なくともそのような運転単独を罰する法律は必要ですね。

また,死傷の結果が,降ろされた後のいざこざで生じやすいので,その場合も重く罰する必要があると思います。
東名高速の死亡事故の際は,危険運転と密接に関連する行為によって,被害者が他の自動車に轢かれ死亡したとのことで,危険運転致死罪が成立しました。
このような運用で常磐道の件も危険運転致傷罪に持っていく道筋も考えられますが,やはり,新しい法律ができることは望ましいように思います。

あおり運転というのは,後ろからあおる運転のことなので,実際は違う名前がつくのでしょうね。
悪質性を前面に押し出した方が抑止力になるので,「威圧運転罪」とかはどうでしょうか。

効果的な刑罰ができることを期待したいと思います。